裏面への期待③(終)
東京は暖かいのですが雲が多く、何だかすっきりしない天気で
このところは弱い雨が降ったりやんだりを繰り返しています。
春なのですからすっきり晴れて桜を見ながら
外回りをしたいなんて考えたりもしています。
とは言うものの晴れたら晴れたで花粉の飛散量が多くなり
それはそれで人によっては辛いのですが。
東京では今週土曜日に23℃まで最高気温が上がるという予報も出ています。
春というより初夏という感じになってしまっています。
地球温暖化なのか春と秋がかなり短くなった様にも感じます。
ここまで「裏面への期待」ということでポスティングチラシの裏面について
お話してきました。
今日はこの最終回ということで実際にどの様なことを
ポスティングチラシの裏面に書くと良いかについてお話します。
名古屋ポストサービスにポスティングチラシのデザイン制作から
ご依頼を頂く時裏面についてお話すると中には、
「裏面て何を書いたらいいの?」や、
「裏面をどの様に使ったらいいのか。」
というご相談を受けることがあります。
以前お話した通り、印刷代金に多少の違いはあっても、
ポスティング配布代金には片面印刷でも両面印刷でも違いはありません。
名古屋ポストサービスに限らずどのポスティング会社でもそれは同じかと思います。
ではその裏面はどの様に使うと良いのでしょうか。
当たり前のことですが裏面に書くことは表面に書き切れなかった部分になります。
ここまで話してきたことと矛盾してしまいますが、
客観的には表面だけで完結するのであれば裏面は必要ありません。
印刷コストをとにかく安く済ませたいのであればそれでもいいのですが、
あれもこれもとポスティングチラシの片面に書いてはその訴求は
ゴチャゴチャになってしまいうまく伝わりません。
せっかくコストをかけてポスティングするのに、です。
費用対効果を考えた場合、しっかりと両面に整理した情報を載せて
裏面を読むことでさらに購買意欲を高められることが望ましいと考えます。
表裏のチラシの書き方としては次のものが考えられます。
・表裏で完結するストーリー
・表はお客様のメリット、裏面は具体的なデータや理論
・表はメイン商品、裏は期間限定商品や目玉キャンペーン
・広告として邪魔だが必要な情報
まずストーリー型のポスティングチラシを作るときは
裏面まで必要な長さで作ります。
興味を惹くためにクライマックスより先を裏面にすれば、
消費者に読んでもらうことができるのです。
健康食品や素材であったりジムなどデータや
科学的根拠を推したいという考えはよく理解できます。
ただ純粋に消費者がそのポスティングチラシから最初に知りたいのは
自分に対するメリットではないでしょうか。
そのために詳細なデータは裏面に配置し「購入の正当化」をもって頂くのです。
表面に全てを載せるとメリハリがなくなってしまう場合には、
メインとなる譲歩だけを簡便に表面に載せて
残りのキャンペーンは裏面に載せるのです。
このとき「裏面を読んだ人だけが得する仕掛け」があればさらに良いと思います。
他には注文の申し込み欄や注意書きなど
広告には邪魔な情報を裏面に配置することで
そのポスティングチラシの保存性を高める効果が出てきます。
この様に裏面を効果的に利用することで
そのポスティングチラシが片面だけのチラシより
費用対効果が高くなる期待が持てるのです。
名古屋ポストサービスにデザイン制作をご相談の際は、
裏面への期待も含めた提案をしています。