様々な印刷物を制作している方は、
より宣伝効果の高い広告物を作ることに
日々苦労されているのではないでしょうか。
ポスティングなどのチラシやフライヤー、ポスター、DM、
のぼりなどの印刷物や広告物にはそれぞれ適した
ターゲットと役割があります。
ターゲットに合わせた印刷物や広告物を選ぶことで、
宣伝効果を高めることができるものです。
今回は、不特定多数に向けて効果的に宣伝するためには
どの様な印刷物が良いのか、店頭での集客には
どの様な印刷物が役立つのかなど、
印刷物、広告物を効果的に利用するための
方法についてお話ししようと思います。
不特定多数への訴求に適した印刷・広告物
飲食店を新規オープンする際やお祭りや運動会などの
大衆的なイベントを開催する際はお店や開催場所の
周辺地域に住んでいる人などへ向けて、広く宣伝したいものです。
不特定多数のターゲットへ向けて宣伝する場合は、
どの様な印刷・広告物が良いのでしょうか。
ここでは、不特定多数のターゲットへの訴求に適した
印刷・広告物とその利用方法をご紹介します。
【1】チラシ
チラシは、大量に印刷して不特定多数へ向けて大量に配布する印刷物です。
新聞の折込広告やポスティング、街頭での配布などによってお客様の手元に届きます。
チラシはセールの案内などの告知を行うのに適しています。
大量配布が前提のため、目立つことに重点を置き、
派手なデザインを用いると良いでしょう。
サイズはさまざまですが、新聞の折込チラシの場合にはB4サイズが一般的です。
ポスティングではA4サイズが一般的と考えられています。
薄い用紙でコストダウンを図る場合が多いため、
紙質にこだわってチラシを作成すると、
他のチラシと差を付けられるかもしれません。
【2】ポスター
ポスターは屋内や屋外に掲示する広告物で、
施設の中にいる人や周辺を通行する人に向けてアピールするための印刷物です。
ポスターは配布物ではなく掲示物です。
チラシと違いお客様が手に取るものではないため、
足を止めて見てもらわなければ意味がありません。
目にとまった一瞬で伝わるコピーワークや、
印象に残るビジュアルを使用するなど、
インパクトあるデザインを心掛けることが重要です。
またお客様の導線を考えてできるだけ多くの人の
目にとまる場所を選んで掲示することも、
高い広告効果を生むためのポイントです。
サイズは、一般的にはA2やB2サイズが用いられます。
屋外に掲示する場合はより大きなサイズにするなど、
掲示する場所に合わせてサイズを変えると更に宣伝効果が高まることでしょう。
【3】のぼり
のぼりは店頭やイベント会場などで利用される広告物で、
古くから多くの場所で利用されている販促ツールです。
縦書きができる日本語に適した広告物といえます。
オンデマンド印刷を利用すれば1枚から作ることができるため、
以前に増して利用しやすくなっています。
のぼりはポスターとは異なり、風になびいて動くという特徴があります。
通行人やドライバーの目につきやすい広告物といえるでしょう。
道路に面する場所に設置すると効果的です。ただし動きがある分、
文章が長すぎたり文字が小さかったりすると可読性が大きく損なわれます。
訴求効果の高いコピーを考えると同時に、可読性にも気を配りましょう。
特定ターゲットへの訴求に適した印刷・広告物
コアなイベントや単価の高い商品についての情報は、
興味を持っていない人にとってはあまり価値がありません。
そのため店先や駅前でどれだけチラシを配布しても
集客や売上につながらないこともあり得ます。
効果的な宣伝をするためには宣伝対象を絞り込み、
特定のターゲットへ印刷・広告物を届けることが必要です。
特定のターゲットに向けて宣伝する場合は、
不特定多数へ向けた宣伝とは異なるアプローチが必要です。
ここでは特定のターゲットへの訴求に適した
印刷・広告物とその利用方法をご紹介します。
【1】DM(ダイレクトメール)
不特定多数に向けて利用されるチラシとは異なり、
DMは既存の顧客に向けた案内などに利用されます。
DMは、すでに自社のサービスや商品を利用されているお客様へ、
その利用状況や属性に応じた情報を提供することができます。
また休眠顧客やヘビーユーザーなど、
お客様のステータスに合わせて伝える内容を選んで送ることができるなど、
ピンポイントで訴求できる点が大きなメリットです。
ただし、DMは封筒を開けて中身を見てもらう必要があります。
中身が気になるようなコピーやデザインを用いたり、
特典を付けたりするなどの工夫を考えましょう。
DMをハガキにするのも良いのですが、
そうすると封書のDMに比べ情報量が少なくなってしまいます。
場合によってはアピールしたい情報の内容や量に合わせて
封書とハガキを使い分けるなどの工夫も必要かもしれません。
【2】フライヤー
ポスティングなどのチラシと混同されやすい
フライヤーですが若干用途が異なります。
大量配布を前提としたチラシとは異なり、
フライヤーはある程度絞られた範囲での配布を想定した印刷物です。
目にとめたお客様が持っていけるよう店の中に据え置いたり、
イベントの告知などで配布したり興味を持った人に
手渡したりすると良いでしょう。
サイズはチラシと同様ですがチラシと比べると
デザイン性の高いものが好まれます。
用紙もチラシより厚手のものを使用することが一般的です。
【3】POP(ポップ)
POPは商品周りでお客様にアピールする広告物です。
そのため、お客様の心に響くような工夫が必要です。
見やすさに配慮したデザインで、
お客様が商品を購入するための判断材料になる
情報を提供するように心掛けると良いでしょう。
最近では、オンデマンド印刷で様々な形状や
大きさのPOPを1枚から作れるようになりました。
工夫次第でより高い宣伝効果が得られるため活用をおすすめします。
今回は、印刷物や広告物を効果的に利用するための方法についてお話ししました。
用途や目的に合わせた印刷物・広告物を選び、
効果的に利用することで高い宣伝効果が発揮されます。
今回ご紹介した内容を参考に印刷・広告物を制作し、
効果的な宣伝を行ってみてはいかがでしょうか。
これら全て、名古屋ポストサービスの得意とする広告分野です。
ポスティングのみを行なう会社ではありません。
様々な広告手法について、ぜひご相談下さい。