ユニクロのチラシはなぜゴチャゴチャしているのか

 

 

 

 

 

 

時折目にするユニクロのチラシですが、かなりゴチャゴチャしていますよね。

一般的にはブランディングの教科書としては、通常『統一性』を重視すると思いますが、

その点でいうとユニクロは異質に見えてしまいます。

ユニクロがすごいと思えるのは一流のデザイナーや第一線のクリエイティブディレクターを起用し、

しっかりとした投資をしながらブランドのイメージを作りこんでいる部分です。

しかしその一方で目の前で消費者がモノを買う、販促としてチラシを作り続けています。

いささかドン・キホーテに近い感覚ではありますが、

ゴチャゴチャしたレイアウトのチラシの中から掘り出しものを見つける様な感覚で

購買意欲が刺激されるのではないでしょうか。

ポスティング会社の業務の中にはチラシを配布する作業以外にチラシのデザインを行うことも時にあります。

ユニクロのこういった意識、参考になります。

反対に、整然と商品を並べてチラシを作る会社様もありますが、

一概にどちらが良いかという議論があったとしても答えは見つかりませんよね。

見る側の消費者にもそれぞれ好みがありますから・・・。

販促広告ってやはり奥が深いのです。