「失敗した」と考えるにはまだ早い④

これまでポスティングに関して「失敗した」と感じてしまった方々に向けて
『その失敗と感じたことも失敗ではないですよというメッセージを送ってきました。
しかし、なぜ失敗ではないと言い切れるのかという疑問もあると思います。
今回は前回までに挙げた失敗と感じてしまう内容に対しての対策について
名古屋ポストサービスでの考え方をお話しようと思います。
 
ポスティングの効果を出すための事前準備
ポスティングを実施するには事前に目標や計画を
しっかりと立てることが重要です。
適当な目標設定のままポスティングを実施してしまうと、
いざ始めてみても思た結果が見いだせなかったり、いい結果出ないことの
何が原因だったのかが不透明なままになってしまいます。
しっかりとリサーチや下調べを行うことで実施する前から
ある程度の課題や問題点なども見えてくることもあって、
失敗する可能性を減らすことにもつながります。
目的とゴールをはっきりさせる
ポスティングを行うことでどの様な効果を得たいか等の目的は、
後の方針やターゲット選定などの目途となるため大切なファクターになります。
この目途を細分化することで実施することが見えてきますから、
1つの目的からより具体的な方法などを検討していくと
行動に移りやすいと思います。
例えば「売上を向上させたい」ということだけではなく新規顧客の獲得や
リピーターの獲得等どの様にすれば売上アップにつながるのかを深く探ります。
その様にすることでターゲットとなる人物や配布エリアなどが見えてくるものです。
さらにその目的に沿ったポスティング効果を得るために、
具体的な目標を立てることも大切です。
漠然と「売上アップ」や「新規顧客の獲得」という目標設定ではなく、
「前年比より5%アップ」「新規顧客を○〇人」という様に数値化します。
この様に具体的な数字を挙げるとスタッフ同士が
共通の認識を持ち作業を進められますし、
ポスティングの効果を実感し得るというわけです。
ポスティングの反響率は実質0.1~0.5%程度
ポスティングの反響率は、一般的に0.1~0.3%ほど、
良くても0.5%程度と考えられています。
もちろん中には3%以上の効果が出ているものもありますが、
指標となる数字を知ることで先ほどの目標値も設定しやすくなるでしょう。
例えば、1回のポスティングで10,000部を配布すると仮定します。
新規顧客の獲得を目的値を初回は効果が薄くなりやすいことを考えて
0.2%を目標値に設定。
その場合「10,000×0.002=20」となり20人の新規顧客を目指します。
仮に20人以下の効果しか得られなかった場合は、
まだ改善の余地があるということになります。
もしその数字を達成していたとしてもより一層の新規獲得数をあげるために
新たな施策などを検討するとさらなる躍進が期待できます。
次回は事前準備のその先についてお話します。
名古屋ポストサービスにはポスティング会社としての経験があり、
その経験を生かした提案やポスティングを実践しております。