チラシの専門用語

今年も残り約40日となりました。
お歳暮や年賀状の準備、年末の挨拶など、
ここから皆さんかなりお忙しくなることと思います。
今年の年末は新型コロナウイルス感染がだいぶ落ち着いてきており、
緊急事態宣言やまん延等防止充填措置が解除され、
年末の商機を逃すまいと社会も活気づくのではないでしょうか。
そんな時チラシを作成しポスティング等で広く告知することを考えてみては・・・。
しかしポスティング等初めて検討する、
ポスティング等のチラシを初めて作る。
という方もいるかと思います。
今回はそんな方々に向け、チラシの専門用語についてお話ししようと思います。
 
会社でポスティングをするのでそのチラシ制作を支持された・・・
そんなこと指示されてもどうポスティングしていいかわからない。
ましてやチラシなんて作ったことは一度もない、
さらにそれをどこに何を依頼して良いかもわからない。
業者を見つけて問い合わせても専門用語がわからない、
会社で検討するために周囲にどう説明すればよいかわからない等、
普段使わない言葉について説明します。
 
専門用語が使われる場面 → 作業ごとに3点
一般的にチラシの制作は、
「デザイン制作」→「印刷」→「納品・配布(ポスティング等)」
の流れで進んでいきます。
各作業で使われる専門用語を説明します。
 
デザインの時に使用される用語は・・・
『ラフ』:制作物の全体イメージで、設計図のようなもの
『テキスト』:文字・文言
『原稿』:ラフやテキストのほか写真やイラスト等、
     制作時に必要な材料のことを指します。
『初校』:お客様から頂いた原稿を基に制作した最初の仕様を指します。
『再校』:初校を修正した場合、修正後の形を指します。
     ※回数により数字が変わります(例:2校、3校等)。
『校了』:校正で納得の行くものができ、デザイン完成を意味する状態を指します。
 ※修正回数で再校の呼び方は変わります。
 (原稿提出)→初校提出→(初校修正依頼)→
 2校提出→(2校修正依頼)→3校提出→(確認後)→校了となります。
 ※「稿」と「校」1文字違うだけで意味が変わります。
基本的にご依頼側の作業が「稿」になり、
弊社(名古屋ポストサービス)が提案するものが「校」という表現になります。
 
印刷の時に使用される用語は・・・
「入稿」:印刷用データを印刷会社に渡すことを指します。
「下版」:入稿されたデータを印刷工程に移すことを指します。
     ※下版されたデータは修正や変更ができません。
「化粧断ち」:周りに白いフチが無い仕上がり
「袋断ち」:周りに白いフチがある仕上がり
     ※紙の縁がザラザラしており、新聞折込に多く使用されます。
「折加工」:使い道や用途に合わせて印刷物を折る加工のことを指します。
「ロット」:製造する際に使われる単位のこと・または量を言います。
「オフセット輪転」:巻取り紙を使用し印刷後に断裁するため、
          高速大量印刷に適しています。
「オフセット印刷」:低速で一枚ずつ印刷するため中ロットの印刷物に適しており、
          低速のため色が安定しやすいとされています。
「オンデマンド印刷」:データから出力し印刷するデジタル印刷機であり、
           安く少量印刷に適しています。
 
配布(ポスティング等)の時に使用される用語とは・・・
「部数表」:ご希望地域(地区)での配布可能数や、配布予定数を示す表を指します。
「エリアマップ」:ポスティングを行う地域(地区)のイメージがわかる地図を指します。
「軒並配布」:一戸建・集合住宅を問わず対象のエリアを配布する仕様。
「集合住宅限定配布」:マンションやアパートといった集合住宅のポストへの投函仕様
「戸建限定配布」:一戸建の住宅ポストのみに投函する仕様
「配布期間」:チラシをポストに投函する期間を指します。
       一般的には1週間程度とイメージされますが、
       名古屋ポストサービスでは配布する地域によって変動することもあります。
       また、ご依頼に応じ短期間でのポスティングも可能です。
 
今回はポスティング等に使用するチラシを制作する際に
使用する用語についてお話ししました。
名古屋ポストサービスにチラシの制作をお問合せ・ご依頼頂く場合、
基本的にお電話かメールでやりとりします。
その際今回お話しした内容をご一読頂くとやり取りがスムーズになるかと思います。
もちろん、細かくていねいにご説明・ご案内致します。

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