ブラックフライデー

最近良く耳にする「ブラックフライデー」。
小売店等ではこのブラックフライデーでのセールが行われています。
先日もこの話題がニュースで報道されていました。
このブラックフライデーってどこから来たのでしょうか。
今回は少し広告とは離れてしまいますがこのブラックフライデーについて
その語源や始まりについてお話ししようと思います。
 
アメリカの祝日である感謝祭。
11月の第4木曜日がその日とされています。
一般的にはThanks Giving Dayと呼ばれていますが、
この翌日に様々な所で行われる大セールが
「ブラックフライデー」と言われています。
ここ最近では日本でも開催する企業もあり、
ニュース等でも目にする人もいると思います。
「ブラックフライデー」の名前の由来ですが、
諸説あるものの広く認知されている説があります。
感謝祭の翌日、多くの買い物客がお店やショッピングモールへ行き、
たくさん買い物をして、その1年分の「黒字」が
出てしまうほどの売り上げを上げるという説です。
このことからアメリカでは毎年11月の第4木曜日とされる感謝祭
翌日の金曜日は「ブラックフライデー」と呼ばれるようになり、
そこからをクリスマスショッピングの季節のスタートとして、
広く認識されている様です。
とは言っても元来「ブラックフライデー」は違った使い方をされていました。
リテールセールスがこの言葉を使い始める以前は、
もっと暗い意味を持つ言葉でした。
アメリカでは元々、「ブラック」で始まる日は、
大抵かなり悪い1日であることが多いのです。
例としては「ブラックマンデー」という言葉は、
1987年10月19日の月曜日でのニューヨーク株式市場の大暴落を言います。
ブラックフライデーも、同様の意味合いがあったそうです。
この表現はさらに100年以上の昔、1800年代から使われていたそうで、
クリスマスショッピングやショッピングとは無縁の言葉だった様です。
初めて明るい行事的な意味合いで「ブラックフライデー」
という言葉が言及されたのは知られる限り1950年〜60年代の
ペンシルバニア州フィラデルフィアとされているそうです。
それはフィラデルフィアの交通警察がその日を恐れて表現した言葉と言われています。
「フィラデルフィア警察署が中心街の小売店等のすごい人混みや
 交通渋滞を言い表すために使った。」
と言われ、最初にショッピングを意味して印刷物に使用されたのは
1966年にアメリカで出版された雑誌の広告だったそうです。
 
私たち消費者からするとブラックフライデーであってもそうでなくても
セールが行われ安価で楽しく買い物ができることはありがたいものです。
あと1ヶ月でクリスマス、その1週間先にはお正月がやってきます。
ショッピングに関するチラシのポスティングも多く見られる様になってきました。
小売店様、ぜひこの時期のポスティングで広く集客してみませんか?
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