紙質による印象の違い②(終)

先週末は夏の様な陽気で江の島海水浴場では海水浴を楽しむ観光客も
いたくらいです。
この様に暖かい中各地で桜が満開となっており、
桜を見に来る観光客で各地大渋滞だったそうです。
中には路上駐車をする輩も多くいたことで警察の出動など一部で混乱も
あったそうです。
迷惑駐車はやめたいものです。
前回、ポスティングに使用するチラシの紙質についてお話をしました。
名古屋ポストサービスにも印刷からご依頼頂く際、
ポスティングに使用するチラシの紙や厚さについての相談を頂くことがあります。
何でも良いかというとそうでもありません。
訴求や販売する商品などによって紙質を変える事がベストですが、
ではそれぞれによってのメリットやデメリットについて今回はお話します。
幅広い広告媒体で考えるのであれば
紙質の選択肢は無限と言えると思います。
しかしポスティング等チラシにおいてはデザイン性以前に
使いやすさも求められるのです。
ポスティングチラシに使われる一般的な紙質ですが
 ・上質紙
 ・マット紙
 ・コート紙
の3つがあります。
この中からそれぞれご予算やコンセプトに合ったものを選択することだけでも、
十分なポスティング効果の改善が見込まれてきます。
 
・上質紙
上質紙は扱いやすく値段も手頃です。
身近にあるコピー用紙に近い少しざらついた触感が特徴的です。
上質紙の風合いは自然で気取らないポスティングチラシで多く利用されている
傾向にあります。
また表面がざらざらしているのでペンなどで文字を書き込みやすく、
色移りしにくいというメリットあるので保存性に長ける部分があります。
上質紙は非常にポピュラーな紙質であることから
高級感を演出したいポスティングチラシには
あまり利用されない紙質でもあります。
 
・マット紙
マット紙は上質紙よりもツルツルした触感がその特徴です。
落ち着いた見た目になるので高級感であったり
堅い雰囲気を演出する時に多く利用されています。
マットコートが施されていることから
わずかな光沢と発色の良さもマット紙の魅力とされます。
マット紙には特に目立ったデメリットはありませんが、
強いてデメリットをあげるとすれば可もなく不可もなくという点が、
デメリットになるかも知れません。
 
・コート紙
コート紙は光沢のあるコーティングがされた用紙で、
一般的なポスティングチラシに多く利用されています。
上質紙と比較すると若干厚みがあり、
マット紙と比べると光をよく反射する性質です。
チラシ自体に光沢がある上インクの発色も良いことから
鮮やかで明るいなイメージを演出します。
高級感のある商品や、ファッション・メイクの分野で活躍していますし、
全般的に需要が高いことから安価で印刷することができます。
その一方でコート紙は光沢が強すぎて邪魔になることや
逆に安っぽく見えることがあるので使い所には注意が必要です。
経費をかけてポスティングを行うためのチラシを作るのですから、
細部にまでこだわるとより高い効果も期待できるものです。
紙質を変えた時もどのような違いが出るか効果測定をすること大切です。
ご自分で良いと思ったものが必ず見込み客にヒットすると限らないものです。
紙質で迷った時におすすめするのは
「数種類の紙に印刷して効果測定をすること」です。
これなら公平かつ客観的に結果が出ると考えます。
しかしどれだけ紙質やデザインコピーライティングにこだわったとしても
思うように成果が出ないケースがあります。
これは間違いなく「見込み客にチラシが認知されていない」からです。
どんなに質の良いチラシでも、知られなければ意味がありません。
元々は商品や会社を知って欲しいが故に
経費をかけてチラシ作りポスティングをしたわけです。
チラシの認知度を改善する方法はある原則に従うだけ。
それはお客様にチラシをポスティングし届けることです。
この部分は名古屋ポストサービスにおまかせ下さい。
名古屋ポストサービスはただ配るだけのポスティングではなく、
”届ける”ポスティングを行っております。