『安くて早い』は本当か①
東北地方で起きた地震から1週間。
ロシアによるウクライナ侵略の試みが始まって1ヶ月。
時の経つのが早く、各小中高では卒業式の季節です。
桜も咲き始め、花粉の飛散もそろそろピークを迎えます。
1週間経つと新年度です。
ただただ時間が経つ速さに圧倒されている昨今です。
さて今回はポスティング会社を選ぶ際、多くの方が最初に基準に考える
『値段』のお話をしようと思います。
名古屋ポストサービスにポスティングのご相談や御見積のお問い合わせを頂く時、
その決め手となる基準は
・単価(コスト)
・配布期間
・対応エリア
であるかと思います。
例えば、
”名古屋市天白区でポスティング軒並配布10,000部”
とお問い合わせがあった場合、
A社は配布期間1日で配布単価@2.8円
B社は配布期間3日で配布単価@3.2円
C社は配布期間7日で配布単価@4.5円
D社は配布期間7日で配布単価@6.0円
との見積が出たとします。
恐らく配布単価重視の方であればA社にご依頼されると思います。
ここで、名古屋ポストサービスがポスティング代金の
単価を決める基準についてお話しします。
ポスティング作業スタッフが1日精一杯ポスティングを行って配布できる枚数は
大体500部から1,000部程度になります。
もちろんその地域の住宅密集度や各ポスティングスタッフの経験や
力量にもよって異なります。
ポステイングスタッフが「1日必死に歩いてどれだけ手にできるか」
が名古屋ポストサービスのポスティング代金単価を決める基準になります。
もちろんポスティングスタッフに渡る配布代金単価に
現地への交通費(ガソリン・高速代等)や本部での経費が加算されますので
ポスティングをご依頼された企業様からの金額全てがポスティングスタッフに
渡るわけではありません。
例えばA社の金額から算出するとポスティングスタッフが受け取ることのできる金額は
ポスティングチラシ1枚あたり1円程度ではないでしょうか。
この計算式からするとポスティングスタッフが1日精一杯歩いて
500円から1,000円程度しか手にできないのです。
1日の重労働の対価がこの金額でその仕事、
「やりますか?」
となります。
もちろんポスティング会社様によって何案件かの併配を行うことで
コストを抑えることは可能かと思いますし、
それぞれの企業努力があることですので単価だけを否定することはできません。
しかし、この例でいう「配布期間1日」は他案件との併配では不可能なのです。
『早くて安い』は現実的に不可能なのです。
東京都の最低賃金は¥1,041/hですし、愛知県では¥955/hですので
この単価設定で受注することは極めて危険なことになります。
次回は最適なポステイングの価格設定についてお話しします。
名古屋ポストサービスはポスティングを主たる業としている「ポスティング会社」です。
これまでの経験や知識で最適な価格と最適な方法でクライアント様の代わりに
ポスティングを通じて広告活動のお手伝いを行なっております。