紙厚②

太平洋側ではあまり天気が良くなく、関東地方ではこの時期では珍しく
雪になるかも知れないという予報が出ています。
桜の開花宣言も出た後でこの様な天気なので衣替えされた方々にとっては
かなり寒い1日となりそうです。
甲子園球場ではなかなか今日の試合開始ができず
日程の遅れが懸念されていますが球児達には負けずに頑張ってほしものです。
前回からポスティングに使用するチラシの”紙厚”についてお話しています。
今日はその続きについてお話します。
 
ポスティング用のチラシで失敗する紙の厚さとは
ポスティングは手で配るからどれだけ薄くてもいいのではないか。」
と考える方もいるかも知れません。
このことからコスト重視でそにかく薄い紙で印刷発注される方もまれにいます。
しかしこれは全くの逆効果なのでお勧めはしません。
実際にそれら薄いポスティング用チラシを手に取っていないのでわかりませんが、
その様なチラシの場合、概ね斤量40kg前後の紙だと思います。
B5サイズであってもコシがなく、OPPもしくはビニール袋のシートを
配る様なチラシが過去にはありました。
悪天候時には一瞬で汚くなりますし、
何と言ってもビニール袋を一枚一枚ポストに入れているような感触のため、
ポストにキレイにポスティングすることは不可能です。
衣料品最大手のチラシも、新聞折込広告用の薄いチラシを
ポスティング各社が配布することがあります。
実際に名古屋ポストサービスでもこれまで何度かご依頼を頂きました。
名古屋ポストサービスでも取り扱いに困るのですが、
恐らくどほとんどのポスティング会社でも取り扱いには苦慮していると思います。
ポスティングに使うチラシが薄すぎるときれいに折れないですし、
薄すぎるとポスティングを行う際も困難を極めてしまいます。
せっかく奇麗に衣料品の写真などを掲載してあっても裏面が透けると
恰好よく見えず、このことで即ゴミ箱行きになることも多々あるのです。
薄いチラシをポスティングする場合は、折加工や投函時も苦慮するのですが、
キレイに投函してあったとしても消費者の手に渡った際、雨等の時は特に
消費者が苛立ってしまう原因にもなりかねないのです。
そうなってしまうとクレームが発生したり、
ポスティングを行っても真逆の効果を出してしまうこともあり得てしまうのです。
 
次回は、ネット印刷等についてお話します。
名古屋ポストサービスではポスティングに使用する
チラシの厚さについても的確なものを提案致します。
もちろんコスト面を考えクライアント様のポスティングご予算に合わせて
最適なものの提案となります。

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