「失敗したと考えるにはまだ早い」⑧
昨晩遅く、福島県沖を震源とする推定マグニチュード7.4の大変強い地震が発生し、
現在も東北自動車道や常磐自動車道等では通行止めが続いており、
さらには東北新幹線が車両脱線を起こし復旧の見通しが立たない状況になるほどの
甚大な被害をもたらしました。
政府で関連を調査しているとは云え、死者も4人出る等、
東日本大震災を思い出してしまう様な地震でした。
被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。
さて、ここまで数回に分けてポスティングを行なって「失敗」と感じてしまった方々に
それは失敗ではありませんというメッセージを書いてきました。
対策と考えられる部分や、継続することでポスティングの効果が発揮できる等、
名古屋ポストサービスとしてのポスティングへの考え方をお伝えしてきました。
今回はポスティングを行う前段階の「ポスティングチラシ制作」についてお話しします。
これまでも何度かこのブログでポスティング用のチラシ制作に関して
お話ししてきていますのでおさらいの意味合いもありますが改めてお話しします。
ポスティングの効果がないと感じるのは、
一つの考え方として考えるとポスティングに使用した
チラシの内容も原因として考えられます。
であればどの様なことを考えて計画を練ることでより効果の高い
ポスティングにすることができるのかという議論になります。
ペルソナ設定について
消費者に対する理解を深め、訴求力の高いポスティングを行うためには、
それぞれ消費者の人物像を明確に決めるペルソナ設定が重要になります。
ペルソナは年齢や性別などの大まかな情報で絞り込みを取るターゲティングより、
さらに具体的なイメージを持って架空のイメージを作り上げるものです。
例として『都内に住む、綺麗好きな30代OL女性』など1人の人物を想像します。
知人や友人、過去の自分などもペルソナとして設定することも可能です。
実在する人物像であるためリアリティの高いモデル像を作り上げることができます。
この様なユーザーモデルを作り上げることで、
商品に対して消費者がどんな考えを持つのかやユーザー側の目線で
判断することが容易になりより読み手に届くポスティングチラシ制作が可能になります。
セールスポイントを絞る
意外とやってしまいがちなのが載せたい情報がたくさんあることで、
チラシの内容が雑になり本当に伝えたいことが消費者に届かないということです。
言ってみれば最初から興味を持ってチラシを見てくれる人はあまりいないのが実情です。
あまり長々とした文章や数多くの情報を載せたとしても、
全てを読んでもらえるかと言うとそうではないのです。
だからこそあれもこれもと欲張らず、テーマをひとつ決めてシンプルにまとめることで
そのポスティングされたチラシが消費者に伝わりやすい内容となるものです。
ターゲットへ届く内容にしようと意識するあまり、
読みにくくなってしまわないよう注意する必要があります。
名古屋ポストサービスでポスティングチラシの制作ご依頼を受けた時の打ち合わせでも
クライアント様によっては
「あれも載せる」
「これも載せる」
と伝えたい情報を全て載せたいとご指示頂くことがありますが、
この様なお話をして最も伝えたい情報を絞って掲載する様お勧めしています。
次回は最終回としてポスティングチラシ制作のまとめについてお話しします。
名古屋ポストサービスはポスティング会社ですが
ポスティングだけを行う会社ではありません。
様々な訴求をクライアント様と共に創り、消費者へ届けるポスティング会社です。