韓国でのチラシは日本とは少し違います。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いよいよ夏休みですね。
本来であれば夏休みに海外へ旅行される方も多かったことと思います。
このコロナ禍で韓国だけでなく、海外へ行くこともなかなか難しい昨今ですが、
コロナ禍前は人気の渡航先だった韓国。
日韓関係は色々と問題が山積の様ですが、
そうは言ってもK-POPや韓流ドラマは今でも人気のコンテンツでしょう。
 
そのお隣の国韓国にもチラシもしくはチラシと同等の紙媒体は存在します。
しかし日本でポスティングされているチラシとは少しその目的は異なる様です。
韓国でのチラシとはどの様なものでしょうか。
日本でチラシと言えばポスティングなどで配布される広告物が思いつきますが、
韓国では純粋にA4サイズのスーパーなどでの特売告知に使用される広告物を
「伝単紙(전단지)」
と言うそうです。
その配り方が特殊でバイクに乗った配布スタッフが1件1件
ポスティングしていくのですが、路地をバイクで走りながら
ドアに向かってチラシを投げます。
その飛んでいったチラシはどういうわけかそのまま玄関のドアに
ペタッと付着するのです。
磁石でも付いているのか詳細は不明ですがとにかく見事に
ポスティングされていきます。
これなら時間のかかるポスティング作業も簡単に早く終わりそうです。
 
また純粋に「チラシ(지라시)」と表現されるものは韓国にもある様ですが、
これは広告物ではなく、根拠のない噂話やガセネタを指す物なのだそうです。
前述した通り、ポスティング等の広告チラシを「伝単」というのですが、
この語源は「意図的に流す嘘の情報」のこと。
平たく言えば、政府や企業などが流すでたらめな宣伝やプロパガンダ、
いわゆる「デマ」のことだそうです。
戦時中は「ビラ」として、様々な情報やデマが飛び交いました。
あくまで韓国での話ですが、こうしたことを考えれば、
「ビラ→チラシ」として、ガセネタを지라시と言うのもわかる気がします。
 
日本でのチラシはあくまで良識のある広告物です。
このクライアント様の大切な広告物を名古屋ポストサービスでは
この夏も毎日丁寧にポスティングしています。