制作現場から①(POST SERVICE制作室)

みなさまお世話になります!
ポストサービス制作室です。

弊社ではポスティングはもちろんの事、配布物の印刷、企画制作までお受けいたしております。

今回から数回にわたり印刷物制作の際に必要な知識を印刷用語を交えその言葉の意味や何故その行為が必要なのかをわかりやすく説明したHPへのリンクを通してご案内していきたいと思います。参考になれば幸いです。

印刷会社へデータを納品する場合、欠かせないのが「トンボ」と言われるものです。印刷用語ではありますが由来は昆虫の「蜻蛉(とんぼ)」です。実際には印刷物には印刷される場所では有りませんのでお客樣方は目にする事は有りませんが、当方でもチラシデザインを含めご依頼を頂いた時は、チラシサイズより大きな紙にレイアウト全体が入るようにデザインし、印刷物の全てが見える様な形でチラシ作成させて頂きます。その際にデザインしたチラシの四隅、センターの上下左右に罫線を付けてご覧頂いています。この罫線を印刷用語で「トンボ」と言います。もし、目にする機会があありましたら「言われてみれば見えなくもない」とおわかりいただける思いますが、現在は他に「トリムマーク」とも呼ばれており、デザインツールとして欠かせない、「Adobe Illustrator」というアプリでは「トリムマーク」という名前でトンボ作成ツールが登録されています。トンボは印刷会社で、印刷した紙をご依頼のあった規格サイズ(A4とかB5など)に断裁するとき目印となる罫線、その罫線の内側にデザインされてるものが印刷物としてできあがってきます。今後は一般的にも「トリムマーク」という用語で呼ばれるようになってくるかも知れませんが、現在でも「トンボ」という言葉は一般的に使われていますので、両方覚えておくのがよいでしょう。また、リンク先をご覧頂くと四隅の罫線はなにやら2重に重なった罫線となっており、印刷物のサイズに切断する為の罫線なら2つもあるのは紛らわしいのでは?とお考えになる事もあるかもしれませんが、こちらの内容をみますと「塗りたし」「裁ち落とし」という言葉が見られます。「塗りたし」というスペースが何故必要かということはこちらに分かりやすく説明されています。こちらに説明されている内容は印刷物なら全てに該当する内容ですのでご自身で印刷物を作られる際にもご参考にして下さい。

これで2重トンボの意味が分かって頂けるともう一つデザインをする上で必要な事が出てきます。その全貌が明かされるのは次回!

ポストサービスは皆様に喜んでもらえるポスティングに努めておりますが、トータルに安心して任せて頂けるポスティング会社を目指しています。

制作・印刷まで含め『ポストサービス』をご利用下さい。

これからもポストサービス、宜しくお願いします。